【寝ホンレビュー】騒音対策にSoundcore Sleep A20を使ってみた|よかったポイントと気になるポイント
イヤホンをつけて寝たいけど、
- 普通のイヤホンだと大きくて耳が痛い
- 横向きで寝ると違和感がある
- 寝返りができない
こんな経験はありませんか?
私はひとり暮らしを始めてから、アパートの生活音や話し声が気になり、イヤホンをつけて寝ることが増えました。
ですが、普段使いのイヤホンでは耳が痛くなってしまい、横向きで寝るのがつらいのが悩みでした。
「音は遮りたいけど、寝づらいのはイヤ」
そう思って探していたときに見つけたのが、睡眠専用イヤホン Anker Soundcore Sleep A20です。
この記事では、実際に使って感じた「よかったポイント」「気になったポイント」を、騒音に悩むひとり暮らし目線でお伝えします。
Soundcore Sleep A20 使ってみてよかったポイント4点
周りの生活音や騒音が気になって眠れないときにイヤホンをつけて寝るのはひとつの対策ですが、普通のイヤホンだと寝づらさが気になることも多いです。
私も、気になる音は遮ることができてもイヤホンをつけることで「耳が痛い」「寝返りがしづらい」と感じることがありました。
Soundcore Sleep A20を使うようになって、私が感じていた不満がかなり減りました。
ここでは、実際に使ってみてよかったと感じた点をまとめます。
イヤーチップとイヤーウィングでフィット&遮音
Soundcore Sleep A20には、イヤーチップとは別に「イヤーウィング」が付属しています。
最初は、
「イヤーウィングって必要なの?」
「なくてもよさそうじゃない?」
と思っていました。
でも実際に使ってみると、このイヤーウィングが寝るときのフィット感と遮音性にかなり関係していると感じました。

イヤーウィングはイヤーチップと同じく、やわらかい素材でできています。
装着してもゴツゴツした違和感はなく、「何か付いている感じ」はほとんどありません。
イヤーウィングのみを取り付けるとこんな感じ。

Soundcore Sleep A20は本体がとても小さいので、イヤーウィングをつけることで耳にしっかり固定され、寝返りを打ってもイヤホンが安定しやすくなります。
逆に、イヤーウィングなしで使うとフィット感が弱く、少し不安定に感じました。
イヤホンがズレるとイヤーチップもズレやすくなり、その結果、遮音性も落ちてしまいます。
イヤーチップとイヤーウィング、どちらか一方ではなく、
両方がそろってはじめて、寝ホンとしてのフィット感と遮音性がちゃんと発揮される、そんな印象です。
はじめは、イヤーウィングってなに?なんか意味ある?って思ってました。
でも寝ホンにはフィット感大事!!
イヤーチップもイヤーウィングもどっちも大事!
横向きで寝ても耳が痛くなりにくい

Soundcore Sleep A20は、イヤホン本体がとても小さく、横向きで寝ても耳への違和感が出にくいのが特徴です。
私は以前、Soundcore Space A40を睡眠時に使うことがありました。
ノイズはしっかり遮ってくれるものの、イヤホン本体が大きく、横向きになると耳が痛くなってしまい、結局仰向けで我慢して寝ていました。

写真で比べてみるとわかるように、
Soundcore Space A40は耳の外に少し出っ張るのに対して、
Soundcore Sleep A20は耳の中にすっぽり収まります。

厚みを比べてみても、Soundcore Sleep A20のコンパクトさは一目瞭然です。
もちろん、イヤホンをつけている以上「何もつけていない状態」と全く同じではありません。
それでも、横向きで寝たときの耳への圧迫感はかなり軽減されました。
「寝るときにつけても我慢できる」ではなく、
「寝るときに使うことを前提に考えられているイヤホンだな」と感じました。
ちなみに、私が以前寝るときに使っていたSoundcore Space A40は、
普段使いにはとても便利ですが、睡眠用としてはサイズ感がネックでした。
- 家事中や作業中に使いたい
- 寝る以外の用途も重視したい
という方は日中用イヤホンとしてのA40の使用感はこちらの記事で詳しく書いています。
アラームがイヤホンから鳴るので、寝坊の心配が少ない
イヤホンをつけたまま寝ると、
「朝、アラームに気づけなかったらどうしよう…」
と不安になることはありませんか?
私も、Sleep A20を使う前はその心配がありました。
Soundcore Sleep A20には、イヤホン本体から直接アラームが鳴る機能があります。
スマホのスピーカーではなく、耳元でアラームが鳴るので、寝坊の心配をせずに安心して眠れるのが大きなポイントです。
アラーム音は、時間とともに少しずつ音が大きくなるタイプ。
個人的には最初からわりとしっかりした音量で、「聞こえなかった」ということはまず起きないと感じています。
アラームの止め方は、2通り。
- イヤホンを2回タップ
- イヤホンをケースに戻す
起きてイヤホンをケースに戻せれば完璧に起きられますね!
2回タッチだと二度寝の危険性が…。
私は2回タッチしちゃうことが多いので危険ですね。
また、このアラーム機能は自分だけに聞こえるのも便利な点です。
家族や同居人と同じ部屋で寝ていても、周りを起こさずに静かに起きられるので、早朝に起きたい人にも向いています。
寝ている間に外れても安心「イヤホンを探す」機能が便利
イヤホンをつけたまま寝ていると、朝起きたときに「イヤホンがない!」と焦ったことはありませんか?
私も何度か、起きたらイヤホンが外れていた(たぶん無意識に外した…)ことがあります。
枕元にあればまだいいのですが、一度だけ見当たらなくなったことがありました。
そんなときに便利なのが、Soundcore Sleep A20の「イヤホンを探す」機能です。
この機能を使うと、イヤホンから音を鳴らして、その音を頼りに場所を探すことができます。
アプリから左右どちらのイヤホンを鳴らすか選ぶと、「ピピッ!ピピッ!」という音が鳴ります。
私がなくしたときは、ベッドの下に落ちていました。
音が鳴る方向をたどるだけなので、思ったよりすぐ見つかりました。
ベッド周りは布団やシーツに紛れやすく、意外と探しにくい場所です。
「イヤホンを探す」機能があれば、寝ている間に外れてしまっても慌てることなく対応できるので安心感があります。
Soundcore Sleep A20 気になるポイント
全体的に満足度の高いイヤホンですが、実際に使ってみると「ここは好みが分かれそう」「事前に知っておいたほうがいいかも」と感じた点もありました。
良いところだけでなく、気になったポイントも正直にまとめます。
ノイズキャンセリング機能はない
一般的に「ノイズキャンセリング」と聞くと、
車の走行音や人の話し声などを逆位相の音で打ち消す
ANC(アクティブノイズキャンセリング)を想像する方が多いと思います。
ただ、Soundcore Sleep A20にはこのANC機能は搭載されていません。
そのため、ANCのような「無音に近い静けさ」を期待していると、正直「あれ?」と感じてしまう可能性があります。
ただし、Soundcore Sleep A20にはノイズキャンセリングの代わりに「ノイズマスキング」という考え方が採用されています。
アプリでホワイトノイズなどを設定して流すことで気になる生活音や騒音を「かき消す」という仕組みです。
自分の耳に合ったイヤーチップ(密閉型)とイヤーウィングを使い、そのうえでノイズマスキングを組み合わせると、周囲の雑音はかなり気になりにくくなります。
何も音を流さない状態だと周りの音が気になりますが、音を流しておけばかなり気にならなくなります。私はBluetoothでテレビの音を聴きながら寝る事が多いです。
※テレビや有線機器の音をワイヤレスで飛ばしたい場合は、Bluetoothトランスミッターがあると便利です。
実際に使っているトランスミッターの詳細記事はこちら。
音楽メインで使うと、高音のシャカシャカ感が気になる
Soundcore Sleep A20で音楽を聴いたとき、高音が少しシャカシャカすると感じることがありました。
手持ちのSoundcore Space A40と聴き比べるとSoundcore Sleep A20のシャカシャカ感がよくわかります。
私の場合、このイヤホンで聴くのはテレビやラジオがほとんどです。
音楽をじっくり聴くことはほぼないので、普段使いでは特に困っていません。
(テレビやラジオの音でシャカシャカ感が気になったことはありません)
もし音楽を聴いていて高音が気になる場合は、アプリのイコライザー調整でかなり和らぎます。
実際に少し調整しただけでも、シャカシャカ感は気になりにくくなりました。
参考までに、AIに聞いたイコライザー調整の目安はこちらです。
| 周波数帯域 | 調整の目安 | 効果 |
|---|---|---|
| 8kHz〜16kHz(高音域) | −2〜−4dBに下げる | シャカシャカ感を抑える |
| 4kHz〜6kHz(中高音) | −1〜−2dBに下げる | 耳に刺さる音をやわらげる |
| 1kHz〜3kHz(中音域) | ±0〜+1dBに調整 | ボーカルやメロディの芯を保つ |
| 100Hz〜250Hz(低音域) | +2〜+3dBに上げる | 音に厚みと安定感を出す |
音質を重視して音楽を楽しみたい人には物足りなさを感じるかもしれませんが、「寝るための音」「テレビ・ラジオ用途」であれば大きなデメリットにはなりません。
タッチ操作は反応が控えめ(誤操作防止のため)
Soundcore Sleep A20はタッチ操作に対応していますが、軽く触れただけでは反応しにくいと感じました。
使い始めの頃は「ちゃんとタッチしているのに反応しない…」と少し戸惑いました。
ただ、これは不具合ではなく、寝ている間の誤操作を防ぐための仕様だと感じています。
睡眠中に枕や布団に触れただけで再生・停止が切り替わってしまったら、逆にストレスですよね。 その点、Sleep A20は意識してしっかりタッチしないと反応しないので、寝ホンとしては安心感があります。
最初はコツが必要ですが、数日使うとタッチの感覚にも慣れてきて、今は特に不便さは感じていません。
ちなみにタッチ操作はアラームを止める時しか使用していません。
Soundcore Sleep A20の基本スペックをまとめて確認

ここでは、Soundcore Sleep A20の基本スペックをまとめました。
重さやバッテリー持ち、防水性能などを一覧で確認できます。
製品仕様
| 製品名 | Soundcore Sleep A20 |
| 色 | サンドベージュ |
| サイズ | 約66×66×29mm |
| 重さ | イヤホン本体片耳:約3g 充電ケース含む:約53g |
| 防塵・防水規格 | IPX4 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.3 |
| 再生可能時間 | 【Bluetoothモード使用時】 イヤホン本体のみ:最大10時間 充電ケース使用時:最大55時間 【睡眠モード使用時】 イヤホン本体のみ:最大14時間 充電ケース使用時:最大80時間 |
| 充電時間 | イヤホン本体:約1.5時間 イヤホン+充電ケース:約3時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 機能・性能 | ・ノイズマスキング機能 ・長時間再生 ・睡眠時モニタリング ・睡眠モード ・アラーム機能 ・アプリ対応 ・イヤホンを探す機能 |
付属品について
イヤーチップ、イヤーウィング、充電用ケーブルが付属されています。

イヤーチップが7種類、イヤーウィングが3種類です。
イヤーチップはノイズを遮断する密閉型(Seeled Ear Tips)と、通気性が良い通気型(Breathable Ear Tips)があります。

通気型は小さな穴が開いているのがわかります。
騒音防止のために使う場合は密閉型を選びましょう。

充電ケーブルはUSB-C & USB-A ケーブルが付属されています。
ケーブルの長さは30cmです。
イヤホン本体と充電ケースの色はサンドベージュですが、ケーブルは白です。
ノイズキャンセリング重視なら「Soundcore Sleep A30」という選択肢も
Soundcore Sleep A20には、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は搭載されていません。
そのため
- 生活音をできるだけ無音に近づけたい
- 車の音や人の話し声をしっかり遮断したい
という方には、少し物足りなく感じる可能性があります。
そんな方に向けて、後継モデルとして登場したのが
「Soundcore Sleep A30」です。
Sleep A30は、Sleep A20にはなかったANC(アクティブノイズキャンセリング)が搭載。
より強力に騒音を抑えたい人向けのモデルになっています。
まとめ:Soundcore Sleep A20は「寝るときの不快感」を減らしたい人向け
Soundcore Sleep A20を実際使って「よかったポイント」と「気になるポイント」まとめました。
特に良いと感じたのは次の4点です。
集合住宅などで隣の生活音が気になり、何か対策をしたいと思っても、「イヤホンをつけて寝ると耳が痛い」「横向きで寝られない」という理由で諦めている人は多いと思います。
Soundcore Sleep A20は、
- 寝返りをしても耳が痛くなりにくい
- フィット感が高く、物理的な遮音性がある
- アラームやイヤホン探索など、睡眠時に便利な機能が揃っている
など、“寝ること”に特化して作られたイヤホンだと感じました。
「イヤホンをしないで眠れるのが一番」なのは間違いありませんが、それが難しい場合の選択肢として、Soundcore Sleep A20は十分アリだと思います。
騒音に悩まされず、少しでも快適に眠りたい方は、一度チェックしてみてください。


ちなみに、寝返りなどでアラームが誤って止まってしまうことは、今のところ私はありません。
アラーム停止は「2回タッチ」が必要なので、軽く触れただけで止まる心配は少ないと感じています。