開腹手術をすることになったけど着るものって今までと同じで大丈夫?
手術を受けるのは不安ですよね。
しかも開腹手術だなんて、それだけで頭がいっぱいになってしまうのに手術後のことなんて考えられないかもしれません。
でも手術をして傷が癒えぬ間に退院し、お腹の傷口を気にしながらの生活。
できるだけお腹を気にすることなく過ごせる時間が多い方がいいですよね。
少しでも退院後の生活が快適になるように、
卵巣腫瘍のため開腹手術をした経験がある私が手術後に実際使って良いと思ったものを紹介します。
婦人科の開腹手術後に使ってよかったもの
私が実際使って良かったものはこちらです。
- 腹帯
- シームレスショーツ
- マタニティショーツ
- マタニティタイツ
- ウエストゴムのスカート
それぞれどういった所が良かったのか紹介します。
腹帯
これは病院から入院時の持ち物として指示があったため病院の売店で購入しました。
手術後、傷の保護などの目的で使用します。
病院によっては指示がない、使用しないところもあるようです。
使い方は手術の傷の上に腹帯を巻き、ショーツはその上から履く形です。
なので腹帯をしていればショーツのゴムなどが傷の上にきても気にならないかもしれません。
「気にならないかも」というのは私は退院後、腹帯をつけて過ごしていましたがパンツのウエスト部分やショーツのゴムが傷の上にくるとやはり圧迫感、違和感があったからです。
痛いということはないのですが出来れば腹帯の上からでも傷部分を締め付けるものがない方が違和感やストレスが少なく過ごせると感じました。
それに手術したてのお腹が腹帯で保護されているのはとても安心感がありました。
私は秋に手術をしたので秋から冬にかけて腹帯をしていることで腹巻がわりになりお腹も温かくてよかったです。
でも夏だと蒸れて暑そうですね。
シームレスショーツ
手術したてのお腹にはウエストゴムによる締め付けや、生地の切り替えしがあるだけで不快感があります。
手術をしたお腹に直接触れるショーツなのでできるだけ不快感が少ないものを使いたいですよね。
そこで私がおすすめするのはシームレスショーツです。
ユニクロ/エアリズムシームレスショーツ
私はユニクロのエアリズムシームレスショーツ/ジャストウエストを使っていました。
シームレスなので縫い目がなく、ウエストにゴムが入っていません。
締め付け感がなく、まるで履いていないかのようにラクチンです。
おへそあたりまでくる股上深めのタイプです。
手術してから間もない頃は、手術した傷口が腫れていてぽっこりお腹のため股上深めでもショーツのウエスト部分が傷口の上にきていましたがそれでも違和感なく過ごす事ができました。
伸縮性はありますが締め付けが不安であればサイズはいつもよりワンサイズ大きくてもいいと思います。
ウエスト部分や脚の部分がクルクルまるまることもなく本当にラク!!
快適すぎて手術後だけでなくずっと履き続けているくらい気に入りました。
無印良品/どこにも縫い目がないサニタリーショーツ
サニタリーショーツなら無印良品のどこにも縫い目がないサニタリーショーツがおすすめです。
こちらも縫い目がないシームレスタイプでウエストにゴムが入っていないため傷を圧迫しないので履いていて不快感がありませんでした。
使い始めは生地の伸縮性がイマイチかな?と思ったのですが使っていくうちにだんだん柔らかくなってきました。
綿混なのも肌触りが良くて好きです。
マタニティショーツ
マタニティ用産前ショーツはその名の通りマタニティ、妊婦用のショーツなのでお腹にゆとりがあり大きい作りになっています。
その為、妊婦ではない私が履くとウエスト部分のゴムがおへそより上にきますし、ウエストサイズが大きいので手術後の傷口を圧迫することがないのでとてもよかったです。
ただ大きくてあまりフィット感がなくガバガバになってしまいますが、手術後の傷が気になる時期だけの使用だったらユニクロのシームレスショーツより安く済みます。
私は3枚セットのものを購入しました。
ベビー用品店で購入したのですが、自分には縁がない場所だと思っていたのでまさかこんな形でお世話になるとは思いませんでした。
少し緊張しながら買いに行ったのを思い出します。
マタニティタイツ
秋冬はいつも裏起毛タイツをいつも履くのですが、普通の裏起毛タイツだと手術の傷の上にウエストゴムがきてしまい腹帯の上からでも不快感が強く、履くことができませんでした。
そこで発見したのがマタニティ用タイツ!
お腹部分は妊婦じゃない私が履くとブカブカですがそれでよし!
脚の部分はそれなりにフィットするので問題ありません。
手術の傷を圧迫することなく履けるので、ほぼ毎日タイツを履く私はとても重宝しました。
ただいつもの3足1000円のタイツよりいいお値段です。
が、お腹にやさしい事の方が大事!
傷が治っても履き続けることがでるので穴が開くまで履けばOKでしょう!
こちらもベビー用品店で購入しました。
私は店員さんから妊婦に見えていたのでしょうか。
でもお腹も大きくないし何に見えているんだろうと考えながらお店を後にしました。
ウエストゴムのスカート
ワンピースやオールインワンだとウエストに締め付けがなくて良いのですが、私はそもそもワンピースを持っていなかったり、オールインワンはトイレが面倒だったりして着るものに悩みました。
そこでウエストがゴムのスカートが活躍しました。
私が持っていたのはポリエステル100%で軽いロングスカートです。
パンツだと股上の深さによってウエストが傷のある部分にきてしまい、傷口を圧迫して違和感を感じることが多かったのですが、ウエストがゴムのスカートだとしっかり傷口より上まで上げて履くことができるのでラクチンでした。
お腹の傷が落ち着くまでの短い期間の為に「着たい服」ではなく「お腹にやさしい服」を買うのはもったいなかったので持っている服の中でお腹に違和感が少ないものを選んで着ていました。
私は半年(もっと早いかも)もすればお腹を気にしないで服を着られるようになりましたよ。
まとめ
婦人科の開腹手術後に使ってよかったものをご紹介しました。
私は手術前は病気や手術のことでとても不安で、手術後はこれからの生活での不安が大きかったです。
紹介したようなものを着なくても今までと同じもの着て過ごすことはできると思います。
ですが手術後不安な中での生活が少しでも快適に送れるという事はとても大事だなと実感しました。
なにか参考になれば幸いです。