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ひとり暮らし クリーニング代を節約【シームレスダウンコートを家で洗濯してみた】

ひとり暮らし クリーニング代を節約
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冬から春へ、過ごしやすい季節になったらやらなければいけない事。

それは冬に大活躍してくれたダウンコートのクリーニングです。

しかしクリーニング店に出すと1着3000円ほどかかります

しかも私のダウンコートはシームレスです。

シームレスダウンの寿命は3年ほどといわれていて私のコートは4シーズン着用していました。クリーニングに出したのに着られなくなったらクリーニング代がもったいないので家で洗濯することにしました!

シームレスダウンとは?

普通のダウンは糸で縫って羽毛が入ったもこもこの部分を仕切ってありますが、シームレスダウンは糸ではなくシームテープというテープで圧着してとめてあります。
普通のダウンより縫い目による穴が少ないので風を通しにくい、羽毛が飛び出しにくい、保温性が高いという点で優れています。

しかし丁寧に扱っていてもシームテープの圧着部分が経年劣化で剥がれてしまいます。
シームレスダウンの寿命は3年ほどといわれています

かあゆう

前にクリーニング店に出した時は「シームレス部分が剥がれても補償しないけど大丈夫ですか?」というむねの確認をされました。

シームレスダウンは家で洗濯できる?

シームレスダウンの洗濯表示
手洗い可、ウエットクリーニング可の表示

シームレスダウンは家でも洗濯できます。

洗濯表示を見てみると手洗い可になっています。

ダウンコートによっては家での洗濯が不可の場合がありますのでお持ちのダウンコートの洗濯表示を必ず確認してください。


ちなみに私のダウンコートは2020年12月に購入したものでした。
なので現時点で4シーズン着用しています

シームレスダウンの寿命3年を過ぎているので若干ソワソワしながら洗濯をしてみようと思います。

シームレスダウンの洗い方

洗濯した日:4月下旬
天気:晴れ
気温:最高25度

良く晴れて気温が高くなる日に洗濯することにしました。
乾かすのに時間がかかるため朝7時から洗濯に取りかかります!

① 顔まわり・袖口などの汚れをとる

まずは目で見て汚れている部分を洗剤を溶かした水を含ませた布やスポンジで拭き取ります。

かあゆう

顔まわりの部分にファンデーションがついていたのでしっかり拭き取りました。


② 水をためて洗剤を入れる

かあゆう

以前浴槽で洗濯をしたことがありますが、体勢がツライのと水をたくさん使うので今回はキッチンのシンクで洗うことにしました。

シンクに栓をして40℃以下の水をため、洗濯用中性洗剤を適量入れます

洗剤を入れすぎるとすすぎに時間がかかってしまうので洗剤に記載されている適量を入れるようにするのがマルです!

③ 押し洗いする


洗剤を入れた水にダウンを畳んで入れ押し洗いをしていきます。

シームテープが剥がれる原因になるので揉み洗いはしないようにしましょう。

かあゆう

ダウンは空気がいっぱい入っていてなかなか水に沈まず大変でした。

④ すすぐ

水を入れ替えて洗剤が残らないようにすすぎます。水がきれいになるまで数回繰り返します。

私は3~4回ほど水を入れ替えました。

⑤ 脱水する

水を含んだダウンコートはものすごく重たいです。
ダウンの生地が袋状になっているのでそこに水が大量にたまって重くなります。

女性だと持ち上げるのに苦労するのでまずはシンクに押し付けながら脱水をしていきます
この時タオルのようにねじって絞らないように気を付けましょう


持ち上げられるくらいになったら今度はバスタオルの上にダウンコートを広げて端からくるくると巻いてタオルに水を吸わせます。

端からくるくる巻いてタオルドライ
全部巻いたら上から体重をかけるとよく水がでます

バスタオルがビショビショになるのでバスタオルを洗濯機で脱水して再度ダウンコートを巻いてタオルドライしていきます。

※もう1枚バスタオルがあればもっと早く脱水ができるかもしれません。

⑥ 干す

ハンガーに掛け形を整えて干します。

まだ水が滴るので水が垂れても問題ないベランダなどがあればそこに干すのがいいと思います。


我が家にはちょうどいいベランダがないので水が垂れてもいい浴室に干しました。

浴室の窓を開け、サーキュレーターの風をあてて風通しを良くしておきます。


浴室でも半日くらいで水が垂れてこなくなったのでその後は屋外に数時間干しました。

洗濯表示では「日陰のつり干しがよい」となっているのですが南向きの部屋なのでしっかり太陽の光があたってしまいました。

夕方には部屋に取りこんで部屋干しをしました。

かあゆう

洗濯してから24時間後に触った感じはほぼ乾いているようでしたが、ダウンの中までしっかり乾いているか不安だったので1週間は室内に吊るして部屋干しをしました。

ちなみに、私は少しでも早く乾くように上の画像のようにハンガーを3つ繋げて干しました

フード用ハンガーに普通のハンガーを引っ掛け、そのハンガーの下の棒部分にもうひとつ普通のハンガーを引っ掛けます。

一番下のハンガーでダウンコートの胸側と背中側をつっぱるようすると中に空洞ができるので空気が通りやすくなります。

⑦ 羽毛をほぐす

乾いたら中の羽毛をほぐしていきます。
そうするとふっくらしたダウンコートに戻ります。

羽毛をほぐす時もシームテープが剥がれないようにやさしくほぐします。

シームテープはどうなった?

4シーズン着用したシームレスダウンですが、洗濯後シームテープは剥がれていませんでした!

正面、背面、両腕、すべて大丈夫でした。

よかったー!
洗濯してきれいになり、次の冬も気持ちよく着る事ができます!

まとめ

シームレスダウンコートを家で洗濯をしてみました。

家で洗うにしても、クリーニングに出すにしても経年劣化でシームテープが剥がれてしまうリスクはあります。

あとは自分の時間と体力を使ってクリーニング代を節約するかクリーニングに出して時間と体力を節約をするかはその人次第です。

私のようにクリーニングに出すのを少しためらっているなら、思い切って自分で洗濯してみるのはいかがでしょう?